ニュース
ニュース
2009/11/13
党首討論よりも法案成立が先決 平田参院国対委員長


 平田健二参議院国会対策委員長は13日午後、国会内で定例記者会見を行い、今後の国会日程について記者団に語った。

 はじめに平田国対委員長は、「膠着状態が続いている」として国会の現状を語り、衆議院での法案審議日程が定まっていない状態では参議院でできることはないとして、同日の議院運営委員会理事会の結論を待って対応すると報告した。

 また、17日に大臣の所信聴取と質疑を行うことを野党に提案しているが、応じる姿勢が示されず、調整中であるとも明かした。

 さらに党首討論の日程は18、25日の両日とも難しいとの認識を示したうえで、「30日までに法案を成立させることが先であり、野党が法案審議に協力してくれれば、必ずしも党首討論をやらないというわけではないので、お互いに歩み寄ることができればいい」と述べた。

 同日のオバマ大統領来日に関連して、日米関係の位置付けについて記者団に問われた平田委員長は、「お互いに率直に意見交換することによって、信頼関係はより増すと思う。総理との会談によって日米同盟はさらに強固になる、そうならなければならない」として、日米会談の成果に期待を寄せた。
記事を印刷する