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2009/11/24
与野党国会対策委員長会談を開催 国会正常化に向け協議


 国会内で24日午前、与野党国会対策委員長会が開かれ、国会正常化に向けて協議した。

 会談後山岡国対委員長は記者団に、「現在審議している、生活にとって重要なものに関しては円満な形での採決が望ましい。26日までに十分な審議を尽くしてもらいたい」との民主党の要請を示して協議が行われたことを報告。現在審議中の国民生活にとって重要な、人道的な法案に関しては円満な形で審議、採決していく方針を提示したことを明らかにした。

 山岡国対委員長はまた、公明党から参議院の日程も合わせて調整をとの求めがあったとして、引き続き参議院側と協議することも報告。自民、公明両党が審議復帰の条件として要求した党首討論に関しては「当初から反対しているわけではない」としたうえで、何よりもインフルエンザ対策法案や中小企業金融円滑法案を優先させる考えを強調。野党側には、これらの法案の成立に先んじて党首討論を開催することは応じられないと伝えたと語った。
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