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2009/11/25
【地方自治体議員フォーラム】「鳩山政権の責任・使命は重い」懇親会で小沢幹事長




 小沢一郎幹事長は、25日夕都内で開かれた地方自治体議員フォーラム懇親会で挨拶に立ち、総選挙での奮闘に感謝の念を述べたうえで、「鳩山政権発足から約2カ月。新しい民主党政権は、今までの自公政権とは違う、国民との約束を守り、努力している姿を見せること、(政策に関する)結論を出していかなければならない。その責任・使命は重い。中央の政府、特に官僚が全てをコントロールする中央集権体制を根本的に変えなければならない。分権型社会が我々の最終目標」と表明した。

 ここへの過程としてまず、陳情・要望を分権型に、地域の、地方の議員である皆さんが窓口となり、都道府県連等の組織を通じ、党本部幹事長室で検討・精査したうえで政府に伝えるとの方針に切り替えたことを報告。官僚と個々の議員との関係であったものを、党としてオープンにすることの意味を説いた。そのうえで、このシステムで「連携を密にしていい成果を上げたい」とした。

 さらに、「国会運営、選挙を勝ち抜くことが党にあるものの責任。来年の参院選は決戦の場。民主党として過半数を持つことが政権基盤を強固にするために必要。国民との約束を確実に実行できるようにしたい。大いなる使命を自覚して一層の奮起を」と檄を飛ばした。
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