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2009/11/26
【地方自治体議員フォーラム】地方議員と本部の定期協議開催へ 総会で議論


 地方自治体議員フォーラムの総会が26日午前都内で開かれ、政権党として、地域主権国家を目指す政党として、フォーラムのあり方を含め活発な議論が交わされた。

 冒頭、細野豪志組織委員長が、フォーラムの目的を皆さんの意見をいただくことだとしたうえで、「代表者を選んでいただいて本部との協議の場を持つ。陳情という言葉は上下関係のように見えるので、要望という言葉を使うようにしたい。要望について、地方の組織で優先順位をつけ、自分たちがどういう地域を目指しているのか、地域のマニフェストづくりに生かしてほしい。フォーラムについて、今日は私が提案しているが、地方議員のメンバーから代表者を選んでいただき、共同提案することがいいのではないか。共同で本部に要請する形がいいのではないか。今までは、民主党は国会議員中心の党だったが、これからは地方の議員の皆さんが主役になるような党につくりかえなければならない」と提起した。

 次に、九州ブロック代表の江藤博美福岡市議が提案として、(1)地方自治体議員代表者会議を設けその代表を党本部役員とすること(2)連携・情報交換を密にし、マニフェストに反映させるための組織機構改革(3)地方議員との政策協議・研修会を定期的に開催すること――の3点を提案した。

 また、女性議員ネットワーク会議から、伊藤ひろえ米子市議が会議の活動報告、活動方針、アピールを提案した。

 総会では、陳情のあり方、市町村合併、政府の情報を早く流して欲しいなどの要望・意見が出された。これらに対して丁寧に答えたうえで細野委員長は、「地方議員の皆さんがあったからこそ政権交代があった。それを踏まえてこれからの運営に当たりたい」と述べ、締めくくりの挨拶とした。
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