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2009/11/30
肝炎対策基本法の成立を受け、肝炎患者団体の皆さんから謝意を受ける 鳩山総理


 鳩山由紀夫首相(代表)は30日午後、肝炎対策基本法の成立を受け、国会内で肝炎患者団体の皆さんと面談した。

 肝炎患者団体の代表者は、6月30日に鳩山代表と面談(下記関連記事参照)した際、政権を取った暁には国としての責任を明記する形での法案成立を約束し、さらに政権交代後の11月10日の面談で約束した臨時国会での法案成立を実際に果たしていただいたとして、謝意を示した。

 そのうえで、「法案が成立したことで、薬害肝炎の全面解決へ向けて大黒柱が1本立ったが、予算措置という梁がなければ家はできない」として、今後は政府の責任において全面解決へ向けて努力してほしいと改めて要請した。

 鳩山首相は、「本日、法案が成立したことは本当によかったと思う。皆さんは様々な思いを持ちながら大変よく頑張ってこられた」とこれまでのご努力をたたえ、「これで終わったわけではない。予算措置に向け全力を尽くす」と約束した。

 薬害肝炎訴訟の元原告でもある福田衣里子衆議院議員は、「350万人の肝炎患者は心も体も傷つき、いろんな思いを抱えながら努力してきた」と法案成立への感謝を述べ、長妻昭厚生労働大臣は「治療薬の助成等、予算措置の実現へ向け努力する」と約束した。

 この問題の解決に向けて、これまでも力を尽くしてきた山井和則厚生労働大臣政務官と党肝炎対策本部事務局長の柚木道義衆院議員も同席した。
関連URL
  鳩山代表、肝炎原告団の皆さんと面談 肝炎患者全体の救済へ法案成立に力尽くす考え表明 
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=16411
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