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2009/12/02
二院制を認識した法案審議を 会見で平田参院国対委員長


 平田健二参議院国会対策委員長は2日午後、国会内で定例記者会見を行い、臨時国会の終盤に向け、二院制の在り方について記者団に語った。

 はじめに平田国対委員長は、明日3日まで参議院で郵政株式凍結法案の審議を行い、会期末の4日に成立する見通しであるとしたうえで、会期末ぎりぎりに法案がまとめて衆議院から送付されてきたため、参議院での審議時間が短かったとして、「野党の皆さんからもう少し十分な審議時間をと要求されている。国会は衆議院と参議院の両院で法案を審議するのだから、しっかりと二院制を認識して、法案審議に当たってもらいたい」と、衆議院での審議の在り方について問題提起した。

 党首会談の開催については、「ほとんどの法案審議は衆議院が先だから、審議日程をきちんと見据え、開催ルールもあるわけだから、与党内でしっかりと議論して衆参の連携をとればいい」とした。
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