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2009/12/07
与党幹事長・国対委員長会談 「国会審議活性化案」通常国会冒頭提出で合意


 民主党はじめ社民、国民新の与党3党は7日午前、国会内で与党幹事長・国対委員長会談を開催。民主党からは小沢一郎幹事長、山岡賢次国対委員長が出席した。

 会談後に山岡委員長は記者団に対し、政治家同士の議論活性化に向けて官僚答弁を制限する国会審議活性化案について話し合われたことを明かした。小沢幹事長は、臨時国会で3党が協力して同案を無事に取りまとめられたことに謝意を表明。同時に、今後もより一層協力して来年1月に召集される通常国会に臨んでいきたいとの意向が示された。

 また、予算については政府に任せることになるが、陳情の対応については民主党幹事長室で受け付け、担当副幹事長から関係省庁にあげていくとの流れも改めて説明した。他党については、陳情の受け付けをしているところはそれぞれで対応してほしいとした。

 会談の席ではさらに、社民党からは普天間基地問題への対応について提起があり、それに対して民主党からは「政府に意向を伝える」と応じた。また、国会法改正に関しては基本的には了解しているとの意向が社民党から示されるとともに、細部については詰めていきたいとの姿勢が表明された。

 会談をふまえ、次の通常国会の冒頭で法案を提出していく方向で与党3党間で合意した。
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