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2009/12/24
年内に雇用を柱の一つとした成長戦略をまとめたい 荒井総理補佐官が会見で


 荒井聰総理補佐官(国家戦略担当)は、24日午前官邸を行われた「雇用戦略対話」の第2回会合に関して官邸で記者会見した。

 このなかで荒井補佐官は、政府がとりまとめを急いでいる成長戦略について、「雇用を柱の一つとして、年内にまとめたい」との考えを示した。

 第2回の会合では、連合から「人間らしい、働きがいのある仕事の実現を」成長戦略の中心に据えるべき、少子化対策、人材育成などの意見が出されたこと、経団連からは育児休業の取得、全員参加型の社会をつくること、商工会議所からは、科学立国を目指すべき、若者などに対する多様な働き方の支援、中小企業対策をなどの意見が出された。

 また、樋口美雄慶応大学教授からは、成長戦略の目標年次と数値を入れるべき、地域に根ざした戦略を、宮本太郎北海道大学教授からは、エースストライカーだけを作るのではなく守備のできる人をつくるべきで全員に居場所と出番がある社会を、竹中ナミ・プロップ・ステーション理事長からは、障がい者だけでなく全ての人をチャレンジドとしてとらえるべきとの意見が出された。
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