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2000/03/30
「首相の采配で真相明らかにすべき」熊谷幹事長代理が千葉県警問題に言及
 民主党の熊谷弘幹事長代理は30日の定例会見で、週刊誌などが『千葉県警内で、警察官が女性被疑者を留置場内でレイプ!』と報じていることを取り上げ、「事実であれば新潟県警以上に悪質で、警察のあり方が根本的に問われる大事件」と述べ、早急に政府の説明を求めていく考えを明らかにした。

 熊谷幹事長代理は、「警察庁関係者も関与しているとされるこの事件は闇に葬られようとしている。その一方で、警察組織刷新会議なる諮問機関がぬけぬけと警察改革を論議しているのは許されない。事件をまた隠そうとすれば、国民の警察に対する信頼を失わせる」と強調。小渕首相が自らの采配で真相を明らかにするよう要求した。

 さらに熊谷幹事長代理は、連立離脱をめぐる自由党の内部対立について、「これからは自公“残”(自由党残党)と言うべきかもしれないが、自公“惨”という気もする。いずれにせよ自民と公明の合流への大きな流れとなるだろう」との見方を示した。
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