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2010/01/16
【定期党大会】全党一致で難局を乗り越えよう 地方代議員会議で




 2010年度定期大会の地方代議員会議が、16日午前都内で開かれ、夏の参院選での勝利、単独過半数を目指す活動方針などをめぐり活発に議論が交わされた。

 冒頭、小沢一郎幹事長が、昨日から今日にかけて自らの事務所の関係者が3人逮捕されたことに関して、「国民の皆さんに誤解を与え、ご迷惑、ご心配をかけた」とお詫びしたうえで、「何らやましいことはない。国民の皆さんの納得が得られるまで闘い抜きたい」と検察当局と闘う決意を披歴した。また、当面この闘いに全力を尽くすため、輿石東幹事長職務代行に代行としての職務を遂行してもいたいと挨拶し、了解を求めた。

 地方代議員からは、地方議員を増やすとのメッセージを、陳情・要望への返事の伝達方法、行政区支部の対象拡大を、県連機能を強化するため規約の改正を、参院選挙候補決定のスケジュールは、代表選挙の投票権を必ず地方にも与えるように改正を、などの意見や要望が出された。

 これに対して、石井一選挙対策委員長、高嶋良充筆頭副幹事長、細野豪志組織委員長、奥村展三総務委員長が、それぞれ積極的に受け止める答弁を行った。

 特に、石井委員長は、何としても夏の参院選挙で単独過半数を獲得するとともに、統一地方自治体議員選挙で従来の選挙のやり方を抜本的に改め、地方議員を増やす闘いをするので、腹をくくった対応を求めた。

 また、小沢幹事長の挨拶を受けて、覚悟を固めるべきとの意見も出された。これには、輿石幹事長職務代行が、「一糸乱れずどこまで私たちが一致団結できるかにかかっている。一人でできるはずもないが、私もその先頭に立ってまいりたい。それが国民の期待に応える唯一の道。この難局を乗り越えて7月を迎えたい」と決意表明した。
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