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2010/02/09
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶらさがり、平野官房長官会見




■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶらさがり■

 鳩山由紀夫総理大臣(代表)は9日夕、官邸で、トヨタ自動車のリコール問題に関連した記者団の問いに対し、「メーカーは率先して国民や世界の人々への安全のために努力すべき」との旨答えた。また、田村耕太郎参議院議員の入党によって参院で民主党の議席が増えたとしても、連立政権であることに何ら変化はないとの考えを述べた。


■平野博文官房長官会見■
政治資金規正法改正に「各党、各会派で
しっかり議論を行って法改正を」

 平野博文官房長官は9日午前、官邸で記者会見を行い、政治資金規正法改正の動きや参院会派の過半数超え、法制審議会が決めた時効廃止案などに関して、記者団の質問に答えた。

 はじめに政治資金規正法の改正について、昨日8日、鳩山由紀夫総理(代表)が可能であれば今国会で行いたいとの考えを示したことに関連して問われた平野長官は、「政治家が襟を正してやるんだというのが総理の思い。各党、各会派でしっかり議論を行ってその方向に導いてほしいということだと思う」とし、国民目線で透明性が担保される法改正が今国会で可能であれば望ましいとの見解を表した。

 次に自民党を離党した田村耕太郎参院議員が民主党に入党する意向を示し、参院で民主党会派の議席数が過半数に達することで政権運営に安定感が増すのではと質問に、「議席数が増えるということはご指摘のところはあるかもしれないが、鳩山内閣は3党連立政権でその中でしっかりと政権を支えていきたいということを認識して対応していかなければならない」と所感を述べた。

 最後に昨日法制審議会の刑事法部会が殺人罪の公訴時効を廃止する案を決めたことについて、政府としての考えを求められた平野長官は、「法制審議会でしっかり議論いただいて適切に対応してもらうことを望みたい。そのうえで政府としてどう対応するかということだと思う」と答えた。
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