2000/05/01
第71回メーデーで鳩山代表が連帯のあいさつ
|
連合主催の第71回メーデー中央大会が東京・代々木で1日に開かれた。民主党からは鳩山由紀夫代表が出席し、会場を埋め尽くした約10万人に連帯のあいさつを送った。
鳩山代表は「賃下げ、大胆なリストラ、未曾有の失業率の原因は政策ミス、政治の失態が大きな影響を及ぼしている」と指摘。そのうえで、「民主党は働くみなさんの命や職場を守る政治をよみがえらせる。捨てられた民主主義や消えてしまった社会正義の旗を取り戻して高く掲げたい」と訴えた。
また、牧野労相が選挙準備のためメーデーを欠席したことにふれ、「政治家の命と労働者の命をハカリにかけ、自分の政治生命が大事だと言う。そんな政治がまかり通ってはいけない。民主党は覚悟をもって、みなさんとともに新しい日本の政治を築く努力をしたい」と決意を述べた。
◆抑圧されぬよう自公政権にストップ!
民主党は中央大会の前に街頭演説会をおこなった。鳩山代表、菅直人政調会長らが次々にマイクを握り、働く人々が安心して生活できる社会の実現をめざす民主党への支援を訴えた。
小宮山洋子広報委員長、岩國哲人・海江田万里・渋谷修各衆院議員、内藤正光・長谷川清・前川忠夫・円より子各参院議員、予定候補者の宇佐美登さん、長妻昭さん、松原仁さん、馬場裕子都議も参加した。
◆国民生活は「小さな財布に大きな借金」
菅政調会長は「自民党の野中幹事長は『民主党を支持する連合の集会に(労相が)欠席するのは当たり前』と言ったが、労働大臣は党の役職ではない。強権的な政治に私たちの権利を抑圧されぬよう、自公政権にストップを!」、岩國議員も「いまの国民生活を一言で表現すると『小さな財布に大きな借金』だ。労働大臣が国民の前で話ができないような政府を信頼することはできない」と自公政権を厳しく批判した。
|
|
|
|