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2010/02/17
鳩山代表 政治資金規正法改正に意欲 就任後初めての党首討論で




 鳩山由紀夫代表(総理)は、総理就任後初めてとなる党首討論を、自民党の谷垣総裁、公明党の山口代表と17日午後、国会内で行った。

 鳩山代表は、政治資金規正法改正(企業・団体献金の全面禁止、政治家の監督責任の強化など)のための与野党の協議機関の設置について、山口代表の提案に、「民主党として協議機関の設置に賛成したい」と応えた。そのうえで、政治家の監督責任の強化に関しても、「成案を得るよう民主党としても努力したい」と前向きな姿勢を示した。

 また、鳩山代表は、谷垣総裁にも、「いまこそ、実現の時が来た」として、企業・団体献金の禁止に賛成するよう求めたが、谷垣総裁は答弁しなかった。

 さらに、財政運営に関する谷垣総裁の質問に答え、「消費税を4年間増税しないとしてきた。変えるつもりはない」と明言した。そのうえで、「中期財政フレームでは、しっかりとした中期展望を出したい」として、財政の健全化の道筋についても5月までに明確するとした。
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