2010/03/15
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
「自分が決断する場を国民にしっかりと示せる形の政権運営を行う」と決意を表明
鳩山由紀夫総理(代表)は15日夕、官邸で明日で政権発足から半年を迎えるなか、支持率低下の要因についての見解を記者団から求められ、「これまで国民の皆さんにマニフェストの実現など政治主導で様々なことを行ってきたし、今そのための予算を審議しているところだが、国民の皆さんにお叱りを受けているのが政治とカネの問題と思う。そのことは真摯に受け止め、できる限りそれぞれの立場で説明責任が果たされるように努力することと再びこのようなことが起こらないような制度や政治風土を作ることが求められている」と述べた。
そのうえで鳩山総理は、「これからは前に出て自分自身でもっと意思決定の場を国民の皆さんにしっかりとお見せすることも大事だと思っている」とし、新たな形で「国民の生活が第一。」の政治を実現するための政権運営を行っていく決意を表した。
続いて、水俣病認定患者の救済訴訟で熊本地裁が和解案を提示したことへの政府の対応について鳩山総理は、「長くお苦しみになられた方の気持ちを考えれば、全面解決に向けて努力をするという基本的な方針に則って十分に検討するべきと思う」との考えを示した。
■平野博文官房長官会見■
「水俣病和解協議 早期解決が望ましい」
平野博文官房長官は15日午後、官邸で行われた記者会見で、水俣病の和解協議において熊本地裁が救済対象者への一時金を210万円、団体一時金を29億5000万円などとする和解案の大筋をまとめた所見を示したことについて、「元々水俣病は、民主党が野党時代から人道的な問題を含めきとんと解決すべきと主張してきた経過がある。現在、環境省の下で対応するよう指示している。早期解決が望ましい」と述べた。
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