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2010/03/26
今後も頻繁に記者会見を開かれた形で開く 総理記者会見を初めてオープンにして鳩山総理が


 鳩山由紀夫総理は、26日の官邸での記者会見を記者クラブ所属の記者以外にも初めてオープンにして行った。記者クラブ以外で出席したのは、海外メディアも含めて約40人。

 このことに関して、鳩山総理は、記者会見自体が十分にオープンになっていなかったとして、「今回を第一歩と理解してほしい」と述べた。そのうえで、「ぶら下がり取材よりも開かれた記者会見の方が、国民に開かれたものになるのではないか」と述べ、今後は記者会見を多く開くこと、さらに開かれたものにすることを検討したいとした。

 また、質問に答え、記者クラブ主催以外の自らが主催する記者会見も開いていけるよう記者クラブとも話し合っていきたいと表明した。さらに、各閣僚が開いている記者会見についても、自らがオープンにしたことを理解してもらうとして、鳩山内閣として、できる限りオープンなものとなるようにしたいとの考えを示した。

 官邸のホームページでは、質問者が明らかになっていないが、記者会見場では名乗っているので、明らかにすべきではないかとの質問には「検討する。私の意見としては基本的に公表すべきもの」と答えた。

 フリージャーナリストの上杉隆氏は、「記念すべき日になった。ずいぶんと待たされたが、オープンにするとの公約を守っていただいたことに敬意を表したい。オープン化に努力してきた人、世界中のジャーナリストに代わって御礼を申し上げる」と発言した。
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