ニュース
ニュース
2010/03/31
党首討論は国の基本政策を議論すべき 平田参院国対委員長が会見で野党の討論を批判


 平田健二参議院国会対策委員長は31日午後、国会内で定例記者会見を行い、国会の動きについて記者団に語った。

 平田参院国対委員長は、同日の本会議で日切れ法案が全て成立したと報告、「野党の皆さんにもご協力いただいて、年度内に成立したことについて感謝している」と述べた。その上で、残りの会期が100日程度であるとして、参議院先議案件も含めて全ての法案が仕上がるよう、衆議院の審議がスムースに進んで参議院に送られることを祈っているとした。

 また、会見に先立ち終了した党首討論については一言「失望した」と述べ、野党の質問が政治とカネばかりであるならやっても意味はなく、国民も飽き飽きしているとして、「国家基本政策委員会だから国の基本政策について議論をすべきだし、普天間基地の問題も自分たちが13年でできなかったことを、政権交代して7カ月で右から左にできるわけがないものを今議論しているのだから、それを見守るということでいいではないか」と語り、野党の討論姿勢を情けないと批判した。
記事を印刷する