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2010/04/01
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見




■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■

 鳩山由紀夫総理(代表)は1日夕、記者団に2月にベトナムのグエン・タン・ズン首相に対して原子力発電所中心の内容の親書を送り、その返答として、「合計8基建造する原発の最初の2基はロシアに決めたが、そのうちの3番目と4番目に関しては、日本の技術力を高く評価している。最大限、真剣に検討をしたい」との内容であったことを明らかにした。

 また、ここ1〜2週間の総理のリーダーシップの発揮の仕方が変ってきたのではないかとの質問に対し、「時としてコンダクターでありながら、プレイヤーとして最終意思決定をしなければならない」とし、「郵政の問題に関しは、さまざまなメディアで、閣内でさまざまな声が聞こえているとの指摘があり、これを長く続けてはいけないとの判断をし、すぐに結論を出すべきだと判断し、結論を出した。これからもそのような判断を必要に応じておこなって参りたい」との強い意志を示した。 


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は1日午前、官邸で行われた定例会見で、日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)の受け止めを問われ、「数字ベースから見るとかなり改善の状況が見られるは確か」とコメント。「一方で、中小企業ではまだ停滞してという感があり、二番底の回避とともに大企業と中小企業とで二極化している状況には注視しなければならない。景気回復を優先した取り組みを進めていくとともに、新年度予算を着実に執行していくことによってその部分をカバーしていく。より回復軌道に乗せられるよう、頑張らなければならない」と述べた。
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