2010/04/01
第3回マニフェスト企画委員会を開催
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民主党は1日昼、党本部でマニフェスト企画委員会の第3回目の会議を行い、会合後、細野豪志副幹事長が同会議の内容と今後の予定などについて説明した。
細野副幹事長によると、同会議の議論の中でまず、昨日開催された第1回政権公約会議についての情報を共有。「政権公約会議上で、鳩山由紀夫総理(代表)の発言に対して具体的にそれぞれの研究会に指示を提示するのが望ましい」との意見があったことから、「マニフェスト策定に当たって鳩山総理からそれぞれの研究会(国民生活研究会、成長・地域戦略研究会、分権・規制改革研究会)に対して指示が出された」と経過を説明した。さらに鳩山総理の指示に基づき、それぞれの研究会が開催され議論されることになるとの見通しを細野副幹事長は示した。
また、同会議で、各研究会の活動状況についてもそれぞれの会長から報告があった。研究会における具体的なテーマはできるだけオープンな形で議員ならびに国民の皆さんにも参加を求めて、ボトムアップ型の議論を行っていく考えであることを細野副幹事長は明らかにした。
さらに同会議上で、鳩山総理の持つ「新しい公共」、「東アジア共同体」や「官を開く、国を開く、未来を開く」といった社会全体に対するメッセージと具体的な政策を結び付ける社会像を鳩山総理自身から提示していただく必要があるとの議論を受けて、次回の会議にそのイメージを鳩山総理から示されることになった。
そして細野副幹事長は、「参院選のマニフェストなので、少し長期的なテーマについて方向性を提示することと具体的に個別の政策を検討していく部分をつなぎ合わせるような協議を同会議で行っていく」と今後の流れを語った。
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