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2010/04/08
前政権ではできなかった問題がひとつ解決する証 JR不採用問題について輿石参院議員会長


 輿石東参議院議員会長(幹事長職務代行)は8日午後、国会内で定例会見を行い、JR不採用問題が解決に向けて動き出したことについては「政権交代の成果」と強調し、「前政権ではできなかった問題がひとつ解決していく証だと思う。それと同時に、熊本の水俣病問題もきちっと結果を出している。鳩山総理が『いのちを守りたい』と24回所信で言った。あれは単なる謳い文句ではなかったと、国民の皆さんにはこういう一つ一つの事例で理解してもらえるだろう」と述べた。

「たちあがれ日本」や首長新党など新党結成の動きに関連して、「私どもは政権という出番を与えてもらったわけだから、国民の期待に応えなければならないだろうと改めて実感している」と政権与党の立場についてコメントした。

 また、マニフェストの財政再建の議論について問われた輿石参院議員会長は、「政権公約の実現とそれを裏付ける財政は一体的に考えなければならないし、財源がなければ政権公約の実現も果たせない。一日も早い景気回復の対策を取っていかなければならない。したがって財政規律と政策実現のバランスを考え、政権公約の優先順位を考えていく必要があるだろう」との見解を語った。
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