2010/04/20
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見
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■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
鹿児島県徳之島の皆さんにご迷惑かけたことでお詫びする■
鳩山由紀夫総理は、20日夜官邸で普天間基地の移設問題に関する記者団の質問に、「徳之島の皆さんには、政府案が決まっていない段階で、憶測の情報によってご迷惑をお掛けしていることをお詫びする」と答えた。
また、移設問題に関する関係閣僚会議の開催については、「開くべき時がきたら開く」と答えた。
■平野博文官房長官会見■
30年振りに激甚災害指定を見直し、拡大へ
平野博文官房長官は20日午前、官邸での定例記者会見で閣議で決定された激甚災害指定の見直しについて報告した。
平野長官は、「岩手県・宮城県等の養殖施設に大きな被害のあったチリ地震による津波被害を激甚災害に指定する政令を定めた」ことを明らかにした。特に海面養殖施設に関わる激甚災害指定は30年振りということもあり、「政府としては新たな視点で検討し、見直しを行い、補助事業の対象地域を拡大することとしたこのことにより、大きな被害を受けた被害者の方々に対し、必要な支援が講じられ、災害復旧が促進されるものと考えている」とした。
また、平野長官は、閣議の前に中期的な財政運営に関す閣僚委員会を開催したことを報告した。閣僚委員会では、中期的な財政運営に関する検討会が4月6日にまとめた論点整理について報告受け中期的な財政運営についての意見交換を関係閣僚で行われた。
最後に、平野長官は、大関魁皇(本名:古賀博之氏)に対する内閣総理大臣顕彰式を26日(月)14時から総理官邸で行うことを報告した。
同日午後の会見で平野長官は、普天間飛行場移設問題に関して同日の閣議後に行われた北澤俊美防衛大臣の記者会見上で徳之島移設について、「(地元の合意を得るには)今の状況では厳しい」との認識を示したことを受け、国防に対する認識を問われたことに、「一貫して変わっていない。安全保障の問題は国・政府がしっかりと国民の生命を守っていくために必要」という基本的な認識を述べた。そして、「今回の問題については地元の皆さんの理解や米国との関係、連立与党との調整を進めていくことが大事である」と述べ、誠心誠意説明し、理解を求めていく考えを表した。
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