2010/04/27
【衆院本会議】刑法及び刑事訴訟法改正案が成立
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衆議院本会議で27日午後、内閣提出の殺人罪の公訴時効廃止を柱とする「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案」が賛成多数で可決、成立した。
採決に先立ち、滝実法務委員長が委員会の審査と経過、結果を報告。本法案は近年における人を殺人させた犯罪をめぐる諸事情に鑑み、これらの犯罪に対する適正な公訴権の行使を図るためのものだとその趣旨を述べたうえで、最高刑が死刑の罪は時効を廃止し、懲役・禁固の罪は時効期間を2倍に延長するものだとした。また、改正法施行時点で時効が未成立の事件も、時効廃止や期間延長の対象とするものだと説明。今月14日に参議院より付託され、千葉景子法務大臣から提案理由の説明を聴取した後、20日より審議入り、本日質疑を終局し採決の結果、全会一致で可決したと報告した。
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