2000/05/12
「問題認識能力欠いた指導者身を引くべき」熊谷幹事長代理、宮沢蔵相を批判
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熊谷弘幹事長代理は12日の定例会見で、宮沢蔵相が日経平均株価の続落を銘柄入れ替えの問題であるかのようにコメントしたことにふれ、「もはや問題認識能力を欠いた指導者というしかない。20世紀最悪の大蔵大臣だ」と批判した。
熊谷幹事長代理は、「政府は6月に『景気回復宣言』を発表するというが、消費動向や失業率などあらゆる数値を検討しても何一つ経済再生の方向は出ていない」と政府の無責任ぶりを指摘。また宮沢氏がバブル崩壊後に首相となって「金融問題は起きない」などと発言していたことを挙げ、「こうした人物がさらに状況を悪化させているのは我慢できない。いさぎよく政界から身を引くべきだ」と述べた。
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