2002/05/15
【衆院本会議】鳩山議運委員長解任決議案、与党が否決
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15日、衆議院本会議が開かれ、民主党の上田清司議員が野党各会派を代表して、鳩山邦夫議院運営委員長解任決議案の趣旨弁明を行った。解任決議案は、前日の議院運営委員会で鈴木宗男議員に対する議員辞職勧告決議案を委員長の職権で否決したことの責任を問うたもの。
上田議員は「与党は野党が疑惑解明のために提案した告発、再証人喚問のいずれも拒否をした。委員長の行為は、疑惑解明を望む国民の常識とかけ離れたもので、見識を欠く」と鳩山委員長の職権での否決を批判した。
趣旨弁明の最後に上田議員は、綿貫衆議院議長が政治倫理基本法の制定を提案していることを取り上げ、また、衆議院の政治倫理綱領を読み上げ、決議案への賛成と政治倫理の確立を訴えた。
解任決議案は与党の反対多数で否決された。
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