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2010/05/13
【衆院本会議】公務員制度改革法案可決 大泉議員が賛成討論




 衆院本会議が13日午後開かれ、国家公務員制度改革法案が与党の賛成多数で修正可決された。

 採決に先立ち田中けいしゅう内閣委員長が、同委員会における審査の経過と結果について、委員会にて修正可決したことを報告した。

 続いて、大泉博子議員が民主党・無所属クラブを代表して、賛成討論に立った。大泉議員は、このなかで、森林太郎の生涯を引き、「(官僚とは)政治の意図に従い、知性を駆使して、国のために働く存在であり、その一方で失政の責めを負わないままだった。それは今日までに続く官僚制の課題である」と指摘した。

 そのうえで、明治以来の官僚制は危機にひんしているとして、これを改革する第一歩が今回の改革法案であるとして、幹部人事の一元化、天下り完全禁止の意義を強調した。

 さらに、今後、公務員への労働基本権の付与、定年まで働ける環境づくりを目指した改革の第二歩、第三歩が必要であり、公務員人件費の2割カットなどの公約実現を図るべきと政府に注文を付けた。

 また、大泉議員は、自民党・みんなの党提出の法案は、公務員再就職規定の欠如などが問題だと指摘して反対した。

 
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