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2010/05/18
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見




■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
■日米同盟深化が国益、アジアの発展に■

 鳩山由紀夫総理は18日夜、官邸で記者の日米現安保50年への質問に答えて、「日本の単独防衛に比べて、コストとして低くなっているのは当然の利益。日本は日米安保のなかで経済的発展を遂げてきたのは事実。安保のみならず経済、人的交流も含め一体として日米同盟を深化させることが、国益。アジアの発展につながる」と認識を示した。

 また、口蹄疫についての質問に、「現在、山田農水副大臣、小川補佐官を派遣し、知事と打ち合わせをしている。(予防的)殺処分地域の確定、消毒を急ぐ」と答えた。

 高速道路の新料金制度6月実施を前原国土交通大臣が断念したことに関しての質問に、「私どもは国会の審議が最優先ですから。結果としては現行通りです」と答えた。


■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は18日午前、官邸で会見し、閣議に先立ち包括的経済連携協定に関する閣僚委員会を鳩山由紀夫総理以下関係閣僚の出席のもとで開催したと報告。閣僚委員会においては先月末の日EU定期首脳会議の結果を受け、鳩山総理のリーダーシップもとに各閣僚が共同検討作業の実施に向けて努力していくことが確認された。鳩山総理からはEUや韓国との間も含めてEPAの推進に向けて関係閣僚間で協力して取り組むよう指示があった。

 平野長官はまた、宮崎県内での口蹄疫の拡大への対応に関して、「(拡大防止に向けて)あらゆる検討をしないといけない」と述べ、「一番ベストな選択は何かを模索して政治判断する」とも語った。現行法で対処できるのか、法改正がいるのか、緊急措置としてどうするかといった諸々の要因を検討したうえで判断することになるとした。
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