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2010/05/21
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見




■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■

 鳩山由紀夫総理(代表)は、21日夜官邸で記者の質問に答えた。

 ヒラリー・クリントン米国務長官との会談について鳩山総理は、「北東アジアに大変緊張感が漂っている時に、日米同盟は重要で、それを深化をさせる年だという認識で一致をし、非常によかった」との感想を語った。

 また、鳩山総理は、「今、大事なことは、国民のみなさまの生命・生活を守る法案を一つ一つ真剣に国会で議論して、成立させることに全力を尽くすことだ」と民主党の目指す「国民の生活が第一。」の政策実現に向けて強い意志を示した。


■平野博文官房長官会見■
平成23年度の国家公務員の新規採用抑制方針を閣議決定

 平野博文官房長官は21日午前、閣議後に官邸で記者会見し、平成23年度の国家公務員の新規採用抑制方針を決定し、原口一博総務大臣から発言があったことを明かした。

 また、閣僚懇談会においては枝野幸男行政刷新担当大臣から特別会計の改革に関する発言、原口総務大臣からは独立行政法人の契約状況の点検見直し結果について報告、さらに、鳩山由紀夫総理(代表)からは行政刷新会議における事業仕分けと事業の横断的な見直しについて発言があったとした。

 続いて平野長官は全国知事会の開催に関して報告。鳩山総理および関係閣僚は5月27日午後、都道府県会館において全国知事会が主催する全国知事会議に出席すると述べ、会議では現在政府が取り組んでいる基地問題のほか、各知事が抱えている問題について意見交換することになるとした。

 平野長官は「基地問題に関しては日本の平和と安全を守るため、全国的に取り組むことが重要である。政府としてはこの機会に基地の負担のあり方に関して全国の知事といっしょに考えて行きたいと考えている」「日本の安全保障の問題を全国知事に提供し、わが国全体としてこの問題を認識を一にして行きたい」とも語った。

同日夕の会見で平野官房長官は、鳩山由紀夫総理が今週末23日、沖縄視察に行くと発表。仲井真県知事はじめ関係者に対し沖縄基地問題に関する現在の政府の考え方を説明することが目的だと述べ、日程の詳細については調整中だとした。

平野官房長官はまた、5月末の合意に向け県民のさらなる理解を得るためのものであり、関係市町村首長や経済界の方々と会談も調整中であるとして、沖縄をどう捉えているか、多面的に地元民の意見を聞くものだと説明した。
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