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2010/05/24
【今日の官邸】鳩山総理(代表)記者ぶら下がり、平野官房長官会見




■鳩山由紀夫総理(代表)記者ぶら下がり■
 鳩山由紀夫総理(代表)は、24日夜官邸で、韓国海軍哨戒艦沈没に関する安全保障会議を開催したことに触れ、北朝鮮の行為は断固許されざるものと述べ、「日韓、日米韓で連携をとる。韓国を支持していく」と記者団に語った。国連安全保障理事会の非常任理事国としても韓国支持の立場で努力する旨も、併せて表明した。

■平野博文官房長官会見■

 平野博文官房長官は24日午前、官邸内での定例記者会見で、同日午前、韓国の李明博大統領が韓国哨戒艦「天安」が北朝鮮製の魚雷によって沈没したとの国際軍民合同調査団の調査報告書を受け、韓国独自の経済制裁を宣言、国連安全保障理事会での協議を呼びかける方針を表明したことに言及。これを受け、同日15時より安全保障会議を開催し、情勢分析するとともに日本の対応について協議すると報告した。安全保障会議には、通常のメンバーに加え、鳩山由紀夫総理が指名した千葉景子法務大臣、亀井金融担当大臣、福島消費者担当大臣も参加する。

 平野官房長官は、「この事案は物証もあり、先日の関係閣僚会議においても北朝鮮の魚雷であることは否定できないとの認識を共有している」と述べたうえで、同日の李明博大統領声明および韓国各省から発表されるとされる具体的状況を踏まえ、日本としてどう対応するか安全保障会議で議論すると説明。日米韓が十分に連携をとることを前提に、韓国を支持していく考えを示し、そういう状況になれば、中国にも同じ認識を持ってもらえるよう、日本として役割を果たしていきたいとした。
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