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2010/05/30
女性キャラバン隊、岐阜・愛知で街頭演説 小見山よしはる、斉藤よしたか両参院選候補予定者参加




 女性キャラバン隊は30日、岐阜県および愛知県で連続して地元主催の街頭演説会に参加した。

 岐阜県内で行われた小見山よしはる参院選候補予定者が中心になって開いた街頭演説会には、佐藤夕子、山崎摩耶、江端貴子、磯谷香代子、小林正枝、笠原多見子の各衆議院議員が参加。地元・岐阜県第1区選出の柴橋正直衆議院議員が進行役をつとめ、同期議員という立場でも女性キャラバン参加議員を紹介した。

 街頭演説会で佐藤議員は「新しい政策を実施するには、さまざまな批判の中で徹底的に議論することが大事である」とし、マニフェスト実現が遅れているとの批判に対して理解を求めた。山崎議員は「医療・介護・年金などを充実させて安心して暮らせる社会を作るには、地域のニーズに合わせた細かな対応が必要」であるとし、小林議員はかつて小見山候補予定者と同じ事務所で勤務していた時に「徹底的に地域のことを考え、尽くすことを教えられた」とのエピソードを紹介した。

 小見山候補予定者は地域での政治活動をしている際に厳しいご意見をいただいているが、これは「民主党への高い期待の証」であるとし、その期待にこたえるために、中小企業や地場産業などを育て、国の将来を見据えながら「今、岐阜に何が必要なのかを徹底的に考え、地元のために尽くしたい」と決意を述べた。

 続いて、名古屋駅前で行われた斉藤よしたか候補予定者が中心になって開いた街頭演説会は、谷岡郁子参議院議員が司会を務め山崎摩耶、江端貴子、佐藤夕子、磯谷香代子の各衆議院議員が参加。

 江端議員は、今年度予算で30年ぶりに教育予算を増額させた実績に関連して、「子どもたちは社会の宝であり、社会で子どもを育てる」ために子ども手当を創設したことを説明。そして「コンクリートから人へ」の理念の下、「人を大事にする」政治を推進するためには政権の安定が必要であることを訴えた。磯谷議員は「教育の現場の本当の問題を知っている、教育問題や子ども政策の即戦力」であると斉藤候補予定者を紹介しながら支援を呼びかけた。

 斉藤候補予定者は、これまでわが国は子どもや教育に関する予算が極端に少なかったことを改めて指摘しながら「教育や子どもの世界に格差はいらない」、そして「教育や医療など人への投資を進め、生活の豊かさの分野で日本が世界をリードする社会を築きたい」などと訴えた。
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