仙谷由人新官房長官は8日午後、首相官邸で会見し、菅直人新内閣の閣僚名簿(下記ダウンロード参照)を発表した。
このなかで、仙谷官房長官は閣僚人事の狙いについて、「総理、民主党代表としての菅直人代表は、いずれも清新にしてプロフェッショナルとして、政治をとことんクリーンかつガバナンスの利いた政府をつくりたいとの思いで選任されたと考えている」と説明。「若さと清新、『仕事大好き内閣』だと思っている」と述べた。
法令解釈は自身が担当するとして、内閣法制局長官の国会答弁を禁止するとした鳩山政権の方針を継続する考えを表明。「内閣法制局長官の補佐をいただいて、私が答弁しようと思っている」と述べ、その理由として、「憲法解釈はどうしても政治性を帯びざるを得ない。それが憲法というものであり、内閣が責任を持った憲法論を、国民の皆様、国会に提示するのが最も妥当な道だと考える」と語った。
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