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2010/06/08
与野党国対委員長会談を開催 樽床新国対委員長




 国会内で8日午後、与野党国対委員長会談が行なわれ、民主党からは樽床伸二新国対委員長、三井辨雄国対委員長代理が臨んだ。

 会談について樽床国対委員長が語ったところによると、委員長はまず、民主党の党内事情により国会に空白を生じさせたことをお詫びするとともに、総理・代表のみならず国対委員長自身が代わったことを報告。そのうえで、これからはきちんと話し合い、議論を重ねていく国会にしていくとして、野党に対して協力を求めた。同時に、会期もわずかなので、できることとできないことはあるとの認識を示し、「まずは就任したので、野党の皆さんのご意見をお受けしたい」と樽床国対委員長は述べ、野党からの意見を受けた。

 会談においてはこれまでの野党側の要求等が再度示され、それに対して樽床委員長は、残す会期のなかで、本会議、予算委員会の2点に集約されるという判断を示した。

 同日夕に発足する菅政権の考え方について国会の場で伝え、それについて与野党間で議論があるべきだとの野党側からの提案に対し、明後日以降の本会議、予算委員会のあり方等について明日9日11時に与野党国対委員長会議を改めて開き、与党としての回答を示すこととなった。
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