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2010/06/12
女性キャラバン隊、宮城県の伊藤ひろみさんの集会で激励




 女性キャラバンの中野渡詔子、和嶋未希両衆議院議員が12日夕、宮城県仙台市内の会場で開かれた伊藤ひろみ予定候補(宮城県参議院選挙区第3総支部長)の総決起集会に駆けつけ、伊藤さんを激励した。

 集会には伊藤さんを支援する約700人が参加。県内選出の国会議員や、女性地方議員の応援演説に続いて、揃いのピンク色の襷を掛けてステージに立った中野渡、和嶋両議員は伊藤さんと3人並んで舞台に立ち、「政権交代から9カ月、まだまだ皆様の思いは届いていない」「暮らしに届く政策を実現させるために、皆さんの思いを伊藤さんに結集してほしい」などと元気よく訴えた。また、伊藤さんの資金集めのために作ったキャラクターグッズ「ピロミ缶バッジ」と「ピロミせんべい」のPRも行った。

 母親と祖母を12年間介護し、その後お散歩をしたがっていた祖母の夢を叶えようと日本初のリハビリ介護靴を開発した伊藤さんは、会の最後で挨拶にたち、「介護を通じて思いを形にする大切さを学んだ。介護保険制度は来年、本格的な法律改正を迎える。現場で汗を流して働いている人たちの思いを国政で実現させ、辛いだけではなく笑顔のある介護を実現させたい」と抱負を語った。

 また子どもの貧困問題にも取り組んできた伊藤さんは、「一人親の抱える問題は社会全体の問題。すべての子どもが子どもらしい夢を描き実現できる社会であってほしい。その思いを一人親支援、安心して産むことができる子育て環境教育環境の実現に取り組んでいく」と語り、民主党が掲げる環境や福祉を重視した新しい雇用環境の創出に向けて、取り組む姿勢を強調した。

 集会には、宮城県選出の橋本清仁、郡和子両衆議院議員、今野東参議院議員、伊藤さんを応援する県下の女性自治体議員なども参加。「伊藤さんは介護のすべてを全部自分で受け止めて、身体で分かってきた人。現場のにおいや笑顔を体感している人こそ、日本の政治、民主党に必要だ」などと、それぞれ力強い言葉で伊藤さんを激励した。
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