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2010/06/13
民主党政権で大きな変化が起きている 岡田大臣水戸市にて




 岡田克也外務大臣は12日、茨城県を訪れ、参議院選挙予定候補者のぐんじ彰農林水産副大臣と福島のぶゆき衆議院議員らとともに、水戸市内で街頭演説を行った。

 岡田外務大臣は、長年の旧友であり、同志であるぐんじ副大臣の地元で街頭演説できることに喜びと感謝の意を示し、「今まででの古い政治、それを変えて、本当に国民の手に政治を取り戻そうというみなさんの思いが昨年の政権交代につながった」と昨年の総選挙を振り返った。

 そのうえで、現在、外務大臣として取り組んでいる日米安全保障における密約の問題と外国人観光客誘致の取り組みを紹介し、「今までできなかったことが民主党政権で実現され、大きな変化が起きている」と民主党政権に更なる支援と理解を訴えた。また、菅直人総理大臣の所信表明演説での、強い経済、強い財政、強い社会保障を一体として取り組んでいくという強い意思を紹介しつつ、「どうか民主党にチャンスをいただきたい」と訴えた。

 さらに、「私たちの政権をさらに力強く、色々なことを決めていく上でとても大事なこと」として、「連立も大切しつつ、できれば民主党に単独で過半数をいただきたい」と民主党への更なる支援と協力を訴えた。

 ぐんじ彰副大臣は、「小泉政権以降、日本は新自由主義という経済に過度に依存した規制緩和を行い、これまでみんなで地域で作り上げてきた良いものが微塵に砕けてしまうような社会へと変わってしまった」と指摘し、それを打破するために昨年政権交代が起きたと改めて語った。

 そのうえで、「私たちの国は、今、ようやく眠りから覚め、新しい時代への日本を踏み出そうとしている。この動きを私たちはとめるわけにはならない。みなさんと一緒に新しい国づくりを進めていきたいと願っている」と重ねて決意を示した。

 同演説会で福島のぶゆき衆議院議員(茨城1区)は、「地域経済を再生させるには、まず農業から。茨城県の一番の資源である水と緑と土と太陽で、しっかりとした生活の出来るような社会を作らせていただきたい」と農林水産分野の充実を訴えた。

 そのうえで、「その農林水産の分野で副大臣をしているのが、ぐんじ彰参議院議員である」とし、口蹄疫の問題、新しい農業政策の問題、日本の農林業再生の問題、鯨やマグロといった水産資源の外交交渉問題等のことに最前線で副大臣として仕事をしている実績を詳しく紹介した。

 今回の街頭演説での訴えには、多くの市民が足を止めて聞き入った。また、地元選出の高野守(茨城4区)・大泉博子(茨城6区)衆議院議員も参加し、力強く民主党への支持を呼び掛けた。
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