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2010/06/24
発想を変え、一人ひとりの暮らしの安心を大きくすることこそが最優先 松枝駅前で枝野幹事長




 枝野幸男幹事長は24日、松江市駅前で「日本は、残念ながら多くの国民の皆さんの生活が閉塞感に覆われた20年を歩んできた。その思いが昨年の夏、元気な日本を、元気な地域を元気な暮らしを取り戻す第一歩を踏み出した」とし、「この暮らしの閉塞状況を打ち破るために、参議院でもしっかりとした安定した力を私たちに与えていただきたい」と参集した聴衆に支援を訴えた。

 また、「9カ月経験してきたこと、準備したこと、経験してきたことを活かし、日本をもっと元気にしたい、取り戻したい」と決意を述べた。

 そのうえで、政権交代をしたからこそ、税金の使われ方を見える形にする事業仕分けができたと民主党政権ならではの実績を紹介した。また、「私たちは発想を変え、今の日本においては強いものをより強くするのでなく、一人ひとりの暮らしの安心を大きくすることこそが最優先だ」と「国民の生活が第一。」の政治を推進していくことを改めて訴えた。そのためには、税金の使い方を含めた「地域のことは地域で決める地方主権の確立が必要」と説いた。

 最後に枝野幹事長は、「今、前に動き出したこの流れを、時計の針を後ろに戻したら、一部の一握りの人たちの生活は良くなったが、大部分の国民の生活がじりじり悪くなった時代に針を戻すことになる。一人ひとりの暮らしの足元を快活にする政治へとみなさんの力で変えていこう」と呼びかけ、「暮らしの声がわかる、暮らしの思いがわかる『国民の生活が第一。』の政治で、元気な日本を取り戻していっきたい」と強調した。
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