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2010/06/26
改革への2歩目3歩目を歩み出す準備ができた 枝野幹事長、長崎県佐世保市で演説




 枝野幸男幹事長は26日午後、長崎県佐世保市内で開かれた街頭演説会で、動き出した時計の針をしっかりと前に進めてもらいたいと挨拶し、演説終了後には、アーケード街を練り歩きながら訴えた。

 枝野幹事長は演説の中で、「この20年、日本は閉塞感に包まれてきた。その典型は、より強い者だけが強くなるという小泉・竹中路線だったが、こんな時代は終わった」と述べ、これからは時代の変化に併せて、一人一人の暮らしを、生活を最優先に考える政治を行うことだと話した。

 政権交代から9カ月、皆さんにはご心配、ご迷惑をお掛けしたと真摯に頭を下げた枝野幹事長は、「しかし、この反省から2歩目、3歩目を踏み出す準備ができた」とし、さらに改革を進めるために、民主党の考え方への理解を深めていただきたいと訴えた。

 演説会終了後、会場に詰め掛けた300人ほどの聴衆や、アーケード内を行き来する人たちからたくさんの握手を求められた枝野幹事長は、笑顔で応じていた。

 この日の演説会には、宮島大典衆院議員も駆けつけ、この改革の流れを止めないでほしいと挨拶した。
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