2010/06/30
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長、党本部を表敬訪問
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伴野豊国際局長は、30日午前、党本部にてフィリッポ・グランディ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長の表敬訪問を受け、意見交換した。緒方林太郎、中林美恵子、早川久美子各国際局副局長が同席した。
グランディ事務局長は、パレスチナ情勢とパレスチナ難民の現状について説明するとともに、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸およびパレスチナ自治区ガザ地区で行われているUNRWAの事業について紹介した。パレスチナ難民問題を抜きにして中東和平の解決を見ることはできないと強調し、日本で約500万人のパレスチナ難民に対する理解が深まるよう一層努力していきたいと語った。
また、パレスチナ人が安定した生活を営むことは、地域の安定化にとっても重要であるとの事務局長の指摘に対して、伴野国際局長は、グローバル化社会にあって地球で起きたことが日本に影響を与えないことはないと考えていると前置きし、今後、主体的に取り組んでいけるよう意見交換などを継続し、緊密な関係を築いていきたいと応じた。また伴野局長は、選挙期間であり多くの議員に事務局長の説明を聞く機会を設けることはできなかったが、同事務局長の趣旨を同僚議員に伝え、政府と連携しながら政権与党としてしっかり取り組んでいきたいと述べた。
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