2010/07/08
暮らしを守ることに最優先に予算を使うのが民主党政権 川端文科大臣が福井で力説
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川端達夫文部科学大臣は8日昼、福井県福井市内の街頭で演説を行い、民主党政権により「国民の生活が第一。」の政策に予算が充てられるようになったと主張。新しい政治を進めていくため、民主党にさらなるご理解をと呼びかけた。
マイクを握った川端文科大臣は冒頭、教育県として有名な福井では、家庭や学校のみならず地域、行政一体となり未来を支える子どもたちを育ってもらっていると、県民の皆さんに敬意を表明。民主党政権では、子どもが学んだことは社会に貢献、還元されるとの考えの下に高校の授業料実質無償化を実現、今年4月からスタートさせたと紹介し、「子どもや教育、困っている人、暮らしを守ることに最優先に予算を使うのが民主党政権」だと力説した。
高校の授業料実質無償化には年間4000億円が充てられていると述べ、これまで高校の授業料に310億円しか充てられなかった自民党政権と比較。「何故このような予算が組めたか。それは民主党政権には役所の壁がないから、国民の皆さんが主役の税金の使い方に改められるようになったのだ」と強調、国民の皆さんの願いより役所の論理で推し進められてきた自公政治との違いを指摘した。
川端文科大臣はまた、事業仕分けによって納めた税金がどこに、どのように使われているかが明らかになったとして、予算の使い方が劇的に変化したのが政権交代の成果だとも説いた。
そのうえで、「この新しい政治を前に進めていくのか、逆戻りしていくのか」と問いかけ、民主党へ理解を求めた。
川端文科大臣に先立ち演説を行った地元選出の笹木竜三衆議院議員は、「これからはアジアの時代だ」と切り出し、アジアの経済成長をどれだけ日本が吸収できるかが重要だと主張。現在もメディカルツーリズムでアジアから多くの人々が福井を訪れていると述べ、福井が日本の表玄関になることが日本の元気を取り戻すことになると力強く表明した。
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