2010/07/09
長寿を誇りに思える社会へ 枝野幹事長が東京・秋葉原で
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枝野幸男幹事長は9日夜東京・秋葉原駅前で演説し、事業仕分けで明らかになった税金の使い方、使われ方、特別会計、政府系の公益法人、独立行政法人などの改革にこれから本格的に取り組んでいくとして、ぜひこうした改革をさらに前進させるために、国民の皆さんの後押しが必要だと訴えた。
また、政権交代後9か月では、半世紀以上続いてきた自民党政治の膿を出すことはなかなかできないとして、どうしても3年間はムダ遣いをなくす改革を続けさせてほしいと訴えた。
さらに、新しい時代、かつての右肩上がりの社会ではなく、少子高齢化の時代にふさわしい政治を築き上げ、長寿を誇りの思う社会をつくるために安定した政権が必要だと、党の基本を説明した。
税制改革では、「枝野が幹事長である限り、ムダ遣いをなくす方が先であり、政府系の公益法人、独立行政法人、特別会計、国の出先機関抜本的改革なくして税制の抜本改革はない」と明言した。
また、「歴史の扉を閉ざすのではなく、前に進めとの力を与えてほしい」と訴えた。
小宮山洋子財務委員長も、「子どもが産みたい人が子どもを安心して産めなくて、どうして老後が支えられるのか、これは未来への投資」だとして、民主党政権が昨年の政権交代以来進めてきた子ども手当、高校無償化などの政策を説明、こうした政策は族議員のいない民主党にしかできないと理解を求めた。また、強い経済、強い財政、強い社会保障を一体的に実現すると覚悟と責任をもって申し上げているとして、年金、税制改革で超党派での協議を呼びかけ、2、3年かけて議論すると説明した。
なお、街頭演説には初鹿明博、木村たけつか衆院議員が参加した。
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