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2010/07/30
政策調査会の機能と機構についての全議員説明会を開催




 民主党は30日午後、国会内にて政策調査会の機能と機構についての全議員説明会を開催した。

 冒頭、玄葉光一郎政策調査会会長は、「昨年の総選挙で私たちは、政策決定を政府一元化するということを約束した。政策調査会ができても一元化の原則は維持したい」と挨拶に立った。ただ同時に、「政策決定過程が政府に一元化していることと、政策調査会ができ、個々の議員がのびのびと政策活動に取り組み、闊達な議論の場があり、中長期テーマについても知見の蓄積が行われるということは、両立をする」との説明をした。

 また、概算要求の組替え基準については、「全議員で議論をしたいという思いはあったが、両院総会がまだ開かれていない状況だったので、部門の座長までに拡大政調役員会で政策的な総括をしつつ、提言をまとめ、党の提言として出した」としたうえで、「結論的に申し上げると9割以上、ほとんどの提言が反映された」と出席議員に報告し、本格的に来週から全員参加の政策調査会が稼働するとした。

 なお司会は、山口壯政策調査会筆頭副会長がつとめた。


○挨拶に立った玄葉光一郎政調会長

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