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2010/08/02
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶら下がり、仙谷官房長官会見




■菅直人総理(代表)記者ぶら下がり■
「国民の生活が第一。」の視点で建設的な議論に期待示す

 菅直人総理(代表)は2日夕、官邸にて記者団の質問に答えた。

 菅総理は、菅政権発足後初の予算委員会の感想として、「(自民党の)谷垣禎一総裁との議論の中で、国民的な立場で議論をしたい」との発言があったことに触れ、今後、「国民の生活が第一。」の視点で建設的な議論が国会にて行われる期待を示した。

 また、普天間基地移設問題についての質問には、「日米での合意を踏まえ、沖縄のみなさまの負担軽減に努める」とした。

■仙谷由人官房長官会見■
「予算委は時代的使命を果たすため、前向きに明るく国民に説明する場にしていく」

 仙谷由人官房長官は2日午前、首相官邸で会見を行い、昨日枝野幸男幹事長が政治主導法案の成立に前向きな姿勢を示したことについて、政治主導確立法案については党の国対などとも話し合っていかなければならないとの前提から、「前国会に提出した法案を(再提出して議論することを)お願いできたらと考えている」との考えを示すとともに、菅直人総理(代表)が国家戦略「室」を「局」に格上げした場合に、その定義と機能をどのようなものにして活用するかということが大事であるとの認識を示した。

 さらに今回の衆院予算委員会が菅内閣として初めての予算委員会であることから今後の政権運営にあたり、同委員会をどのようなものにしたいかとの問いには、「総理も多分お考えになっていると思うが、昨年の政権交代を経て、歴史的な意味を持った菅政権の時代的なミッションがあるわけで、それを前向きに明るく国民の皆さんに説明する場にしなければならない」と述べると同時に、「世代的な使命というのも当然あり、若い世代の方々がこれからの日本がアジアの中で生き抜いていくことに自信と誇りを持って生きていく環境整備をつくるのが国家の仕事である」とビジョンを語った。

 そのうえで、仙谷長官は来年度予算の概算要求組み替え基準について、「縦割りの固定的な族議員と各省のボトムアップ型の概算要求の積み上げ予算を組み替えることすら昨年まで出来なかったわけで、これからは(日本が)前向きに明るく元気になるような予算編成をやるべきと総理に進言した」と述べた。

 同日午後の定例会見で仙谷長官は、定例記者会見で菅直人総理(代表が)8月6日に広島市で開催される広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式、9日に長崎市で開催される被爆65周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に、それぞれ出席することを明らかにした。
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