2010/08/03
柳田参院幹事長、「厚生労働分野の経験を生かして頑張っていきたい」と就任の意気込みを語る
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柳田稔参院幹事長は3日国会内で参院幹事長就任後はじめての会見を行い、就任にあたって、これまで参院厚生労働委員長など厚生労働関係の分野での活動が多かったことから、「年金、医療、介護、福祉などでの活動の経験を生かしながら頑張っていきたい」と意気込みを表明した。
次に国会議員の定数削減について菅直人総理(代表)が参議院の定数を40削減する方針を示したことについて感想を求められ、「マニフェストにも書かれた内容なのでその方向で検討するのは当然のことだと思っているが、参議院の選挙区に対する1票の格差是正についても同時に処理をしなければならないので、(削減数から考えると)相当難しいことになるのではないか」と述べた。そのうえで柳田参院幹事長は、「他党と協議する前にまず、民主党としての考えをまとめていかなければいけない」として出来るだけ早く党内で参議院定数40削減について議論をスタートしていかなければならないとの認識を表した。
続いて、参議院では与党議席が野党議席を下回るいわゆる「ねじれ国会」となっていることから参院幹事長としてどのようにやっていくかとの問いには、「各会派のご意見を聞いて合意形成を作りながら進めていくというスタンスを持っている。このことは党全体のことであるので、第一義的には党対党でいろいろ話をしてもらうことになるだろう」と答えた。
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