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2010/08/06
【参院本会議】歳費自主返納法案成立、社会保険事務病院存続法案も


 参院本会議が6日夕開かれ、 国会議員の歳費を自主返納することを可能にする「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案」(衆院提出法案)が全会一致によって可決、成立した。また、社会保険病院などを保有している独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構の存続期間を平成24年9月30日までの約2年間延長する「独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法の一部を改正する法律案」も賛成213、反対11で可決、成立した。

 歳費自主返納法案は、7月の参院選挙で当選した新人議員、元職の議員が任期である26日以前の25日分にあたる歳費を日割り計算して、国庫に返納できるようにするもので、歳費の日割り支給への改正への第一歩となるもの。

 社会保険病院の存続を延長する法案の採決に先立ち、柳田稔厚生労働委員長が委員会での審議経過と結果を、みんなの党から修正案が出されたが否決され、原案が可決されたと報告した。

 なお、議事に先立ち、広島原爆平和記念日であることに鑑み、広島、長崎の原爆犠牲者に冥福を祈って黙とうがささげられた。
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