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2010/08/19
連合福井と意見交換会開く 枝野幹事長




 枝野幸男幹事長は19日夕、福井市内で連合福井との意見交換会を開いた。会合には、連合側からは馬場修一連合福井会長、山岸克司連合福井事務局長ら関係者が多数出席した。

 枝野幹事長は参院選挙での活動の謝意を述べたうえで、「せっかくご尽力いただいたのに、全体構造の問題もあり、結果に届かなかった。この参議院選挙の反省を踏まえ、政権交代をさせていただいたみなさんの声に応えていけるように再出発していきたい」と挨拶に立った。そのうえで、「この統一地方選挙で、福井をはじめ、参議院の1人区が厳しかったと言われている中で、地域に根ざした民主党になっていくために、この統一地方選挙で、できるだけ多くの地域に根のはった仲間を増やしていきたい。本部としてもできるだけ最大限役立つために具体策を県連のメンバーとともに打ち合わせをし、月末までには第一弾の支援の体制を打ち出すが、連合の皆さんには、候補者の擁立を含めご支援をいただきたい」と更なる支援を訴えた。

 連合福井からは馬場会長が会合開催の謝意を示したうえで、「今回の参院選挙では、ねじれ現象を起こしたら国際的、日本の経済、日本の社会の中において政策が遅れてしまう。そうあってはならないという気持ちで連合も全総力をあげ全力で戦ってきたが、結果的に残念な結果となったことに対しては、非常に残念な思いをしている」と参院選挙に関する見解を示した。

 そのうえで、「一昨年の政権交代は、国民が自ら選択し、自民党政権ではなし得なかった不安や絶望というものを民主党政権に期待と安心と希望を持てる社会を作り上げて欲しいという思いで起きた。国政における民主党の心、政策というものが、地域社会の中において、どう浸透していくかということが極めて重要である」と激励の挨拶があった。
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