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2000/06/01
鳩山代表が横浜駅前で遊説、政権交代への決意のべる
民主党の鳩山由紀夫代表は2日の衆院解散後、横浜駅西口で行われた党神奈川県連の街頭演説会に駆けつけ、集まった700人あまりの聴衆に「民主党の候補者は命を賭けて21世紀の日本を作るため闘う」と述べ、党への支持を熱っぽく訴えた。神奈川県選出の民主党の佐藤謙一郎、田中慶秋、池田元久、葉山峻各前衆院議員、斎藤勁、浅尾慶一郎各参院議員らも共にマイクを握った。

 鳩山代表は冒頭、内閣不信任案が提出されたのもかかわらず、森首相が本会議での提案理由説明も討論も行わせないまま逃亡したことを批判するとともに、「国民を信頼しない森首相に国民が不信任をつきつけよう」とアピール。

 続いて「内閣誕生をめぐる正統性や『神の国』発言など様々な問題があるが、最も重大なのはこの3年8ヶ月何が行われたかだ」と述べ、国の借金が200兆円拡大し、自殺者が4割、失業者が5割、凶悪犯罪が3割それぞれ増大したと例を挙げて自民党の失政を糾弾した。

 さらに「森首相に党首討論でこうした数字を示したら、『しょうがない』『関係ない』という返答が返ってきた」と首相の無責任ぶりを厳しく批判しながら、「公共事業バラまき、政・官・業ゆ着の自民党に改革はできない。失うものはない民主党こそが強い経済を作り、財政再建を実行できる」と述べ、政権交代に向けた民主党の決意を力強く表明した。
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