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2010/09/25
岡田幹事長、奈良市内で意見交換会と懇談会に出席




 岡田克也幹事長は25日午後、奈良市内で開かれた民主党奈良県連役員と連合奈良幹部との懇談、奈良県内の首長と各業界団体代表との意見交換会にそれぞれ出席し、幅広く意見を聞いた。

 今日の意見交換会、懇談会には、民主党奈良県連代表の滝実衆院議員、吉川政重、大西孝典両衆院議員、前川清重、中村哲司両参院議員も参加した。
 
 首長、業界団体との意見交換会冒頭に滝実県連代表が挨拶に立ち、急な呼びかけにもかかわらず、ご参加頂き感謝していると挨拶した。

 次に岡田幹事長が挨拶に立ち、「菅政権がスタートして1週間、国民の皆さんの声に真剣に耳を傾けて、この国の政治を立て直していく決意で頑張っている」と述べた。

 また岡田幹事長は、この1年、(外務大臣であったため)国内はほとんど訪れることができなかったので、もう一度しっかりと現場を拝見させていただいて、皆さんの声を直接聞かせていただく中で、政策を作ったいかなくてはならない」とし、皆さんの率直な意見をいただきたいと求めた。

 意見交換会では、地方への財源、交付税、道路整備などの意見、質問が出され、それに対して岡田幹事長は、「財源については、一括交付金化をなるべく早く実現したい」、「道路も国だけでなく、県など各自治体の判断で進められるようにしたい」などと答えた。

 奈良県連役員会、連合奈良との懇談会で岡田幹事長は、「政権代わって良かったと国民の皆さんに思っていただかなくてはならない。国民の期待に応え、『国民の生活が第一。』の政治を目指して、力を併せてやっていこう」と冒頭挨拶した。

 懇談会の中で連合奈良から、労働法制の派遣法について、早期に取り組んでほしいとの要望があった。統一地方選挙に向けては、民主党奈良県連と一致して取り組んでいくと報告がされた。

 また、奈良県連からは、地方は高齢化しつつあり、中高年齢層の地域共同体をどう再生していくかが課題になっているなどの現状報告がされた。

 岡田幹事長は、「来年は与党になって初めての統一地方選挙であり非常に重要だ。昨年の衆院選、今年の参院選と地方議員のしっかりしているところは、多少の逆風でもびくともしない。与党である間に、足腰を強くしたい」と述べ、地方選挙での更なる飛躍をしようと訴えた。
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