2010/09/29
北海道5区補選「しっかりと結果を出す」札幌市内で岡田幹事長が記者団に
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岡田克也幹事長は29日夜、札幌市内で記者団の質問に答え、北海道第5区の補欠選挙について「しっかりと結果を出して勝ちたい」と勝利への強い意欲を表明した。
補欠選挙の位置づけを問われたのに対しては、「菅政権として迎える選挙なのでしっかりと結果を出したい」と発言し、「相手はしかし強力であるから全力でぶつかって最終的に勝利する」と語った。同時に「候補予定者は元気に頑張っている。すばらしい候補予定者なので結果は出せると確信している」と胸を張った。
民主党として何を訴えていくかについては、ひとつは候補予定者自身の「若くて新しい政治をやっていく」という力量だとするとともに「民主党として菅政権として取り組んでいる、特に経済・景気対策についてしっかりと訴えていくことにつきる」と語った。
また、尖閣諸島の問題で民主党への世論の反発があるのではないかとの記者の声には、「国民の皆さんがどう理解しているかだ」との見方を示し、法を曲げて釈放したという見方に対しては、その誤解をしっかりといていくことだと指摘。「私は国民の皆さんはしっかりと理解していただけるものだと思う」としたうえで、冷静に判断して検察が決めたことであるからそれに異論を述べることは政治介入になると指摘。「私は検察を尊重している。それ以外に法治国家として取るべき道はない」とも重ねて述べた。
証拠となる漁船のビデオの公開については「国会で議論し、それを踏まえて政府として判断していくことになるとの見方を示した。
ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問が実現するとの報道については、大統領の訪問が仮に事実だとすれば、「両国関係において決していいことではない」との認識を語った。
さらに企業・団体献金の廃止に関する問いには、「党の中で議論していくことになる。党の方針はマニフェストに廃止と入っている」としたうえで、そのことについてきちんと議論していく段階であると指摘。同時に他党とも協議していく必要がでてくるとしたうえで「実現しなければならない段階だと思う」と述べた。
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