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2010/10/05
【今日の官邸】仙谷官房長官会見


■仙谷由人官房長官会見■
 仙谷由人官房長官は5日午前、首相官邸内で閣議後に会見を行い、閣議ならびに閣僚懇談会の概要を報告。制調査会設置について一部改正を決定したこと、大畠章宏経済産業大臣からAPEC中小企業大臣会合等について報告があったことを明かした。

 また、同日ブリュッセルで開催された菅直人総理(代表)と中国の温家宝首相との首脳会談に関し、「大局的な判断として、これからの日中間の戦略的互恵関係を進め、関係を改善していくことは日中両国にとっても、アジアの諸国にとっても、世界各国、とりわけ経済にとってもよかったのではないか」との見解を述べた。会談では、双方が戦略的互恵関係の充実、発展を確認した6月時点のベースに戻そうとの意思を確認したと聞いていると話し、今後東アジアサミット、APEC等重要な節目で二国間会談が開かれるのではないかとの見通しを示した。尖閣諸島問題については、「知恵も出し合わなければならないし、歴史的な国際法上の関係を認めあわなければならない」として、これまで日本固有の領土として名実まがうことなき実効支配があることを踏まえ、当然国際法上のコモンセンスが前提になっていくだろうと述べた。
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