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2010/10/05
国民生活を考えて、補正予算の早期成立を 会見で平田参院幹事長


 平田健二参議院幹事長は5日午後、国会内で定例記者会見を行い、今臨時国会について「選挙が終わり、少数与党として本格的な国会がスタートした。経済対策を中心に、補正予算も、国民生活を考えるとできるだけ早く成立させたい」と表明。政府・与党で今国会は40本程度の法案提出を考えているとの基本方針を述べた。

 「わけても、労働者派遣法、公務員改革、郵政改革など、重要な法案がいくつもある」としたうえで、「参議院は難しい国会運営を迫られているが、先ほどの役員会でも、会長以下役員でこの国会をしっかり法案審議をできるよう努力していく」との意思を示した。

 選挙制度改革について認識を問われると「過去の幹事長時代にも選挙制度について議論をしてきた。このままで次の参議院選挙までやろうとすると、選挙が無効になる。国会で最高裁が違憲判決を出すだろう」と指摘。それを避けるためにも、「どういった選挙制度にするかは別として、来年の通常国会で選挙制度の改正が提出できるようにするといった考え自体は間違っていない。早く協議をして結論を出すべきだ」とした。
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