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2010/10/09
来年の統一地方選に向けて、候補者擁立の重要性を強調 県連との意見交換会で岡田幹事長




 岡田克也幹事長は9日午前、石川県小松市内で石川県連との意見交換会に出席。県連代表の一川保夫参院議員、奥田建、近藤和也両衆院議員が同席した。

 冒頭の挨拶に立った一川議員は、先般の参議院選挙の結果について、「地方組織の脆弱さ、地方議員の少なさが一つの原因」との認識を明示。来年の統一地方選挙に向け、地方議員の拡大に向けた取組みを強化していく必要性を述べた。

 岡田幹事長は、「幹事長として、衆参ねじれ国会の中、与野党でしっかりと議論を行い法案の成立を目指し、民主党が目指す政治を実現しなければならない」と表明。来年の統一地方選挙では、地方選挙のルールとしての(1)空白区をなくす、(2)3人以上の選挙区では複数擁立を目指す、(3)女性候補者を増やす――を求めていくとした。地方議会で民主党が第一党となる都道府県も増えてきた一方、県によっては民主党系議員が2〜3人しかいないところもあると指摘した。これらをふまえ、候補者をしっかり立て戦うことの重要性を説き、地方組織拡大の大きい機会と捉えて選挙に臨む考えを示した。

 懇談後、岡田幹事長は記者団に対し、来年の統一地方選挙に向け、一歩一歩組織強化していくことが必要との認識を明示。「多くの候補者を立て当選させていくことで力になってもらいたい。石川県においては新進との合流が大きな力になりつつある」と期待を寄せた。
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