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2010/10/12
予算委員会は粛々と進んでいく 会見で平田参議院幹事長


 平田健二参議院幹事長は12日午後、国会内で定例記者会見を行い、「衆参の予算委員会は、2日、2日で合意しているので、粛々と進んでいくと思う」との見通しを示した。同時に、それ以降については、参議院は決算の総括質疑を来週辺りに行うことが話し合われている段階で、その後については見えてこないとした。

 また、同日公示になった衆議院北海道5区の補欠選挙に関して、「今後の国会運営のあり方、与党政権の今後の国会運営をみるときに、ある一定の勝ち負けによって、(あり方を)考えなければならない重要な選挙だと私は考えている。党の総力をあげて選挙戦に臨まなければ」という見解を述べた。また、参議院選挙後、初の国政選挙であり重要な位置付けと考えているとの認識を示し、生易しい選挙ではないことを十分承知したうえで、勝たなくてはという意識で取り組む旨を語った。

 尖閣諸島での衝突事件をめぐるビデオ公開の是非については、「捜査当局が公開する、という決定ならばそのように」とし、「まさに政治が介入する必要はない。捜査当局が判断することである」と述べた。
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