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2010/10/16
「日本を北海道をもっと豊かにする」前原外務大臣、北海道千歳市で訴え




 前原誠司外務大臣は16日、北海道千歳市内で行われた街頭演説会で挨拶し、「私たち民主党は、この国をどうしたら豊かな国にできるかを考えてきた。この国をより豊かに変えるために民主党に皆さんの勇気を与えてほしい、民主党をどんどん使ってほしい、民主党を政権で働かせてほしい」と力強く訴えた。

 前原外務大臣は、政権交代がなぜ起こったのかと聴衆に向けて問いかけ、「それは、将来日本に少子高齢化社会が訪れることは分かっていた。莫大な借金がどんどん積み重ねられてきた。これらのことに自民党は対応することができなかったからだ」と、その理由を指摘。民主党政権では、これらの問題から逃げることをせず、しっかりと取り組んでいくとの姿勢を強く打ち出した。

 また、この北海道をどう豊かにしていくかについて前原外務大臣は、「観光業の充実、とりわけ海外からの観光客の誘致を進めていく。さらに私たちがセールスマンとなって、世界に北海道の名産品を売り込んでいく」と、新千歳空港の発着枠の拡大、農業の充実による道産品の積極的な海外への売り込みなどの具体例を挙げ、北海道での雇用、景気対策を進め、豊かで安心して暮らせるようにしていくとの考えを示した。

 そして、前原外務大臣は、「私たち民主党は、政権交代直後からどのようにすればこの国は豊かになるのか、豊かにならなければ社会保障は安定しない、雇用は生まれない、地域は発展しない」と考え行動してきたと力説。全てのポイントはどうすれば経済が上向いていくかだと話し、そのための種を蒔いてきたと述べ、「我々を信じていただいて、この日本を変える勇気を与えてほしい。日本の将来のため、北海道のために、民主党をどんどん使ってほしい、政権で働かせてほしい」と力強く訴えた。

 街頭演説会には、松本剛明外務副大臣・衆院議員も駆けつけ、「本格的な経済対策もこの秋から実施する」と述べ、「地域に届く、生活に届く新しい税金の使い方をスタートさせようとしている」と話し、民主党に仕事をさせてほしいと求めた。

 また、小川勝也総理大臣補佐官・参院議員も参加し、司会を務めると共に、民主党の政策を丁寧に説明した。
 

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